Knee Action Pants

ニー・アクション・パンツ
（実用新案　3185780）

 

 

 

通常のパンツパターンは、直立状態の前身と後身から出来ており、膝の曲げ伸ばしには、不向きのために、膝のゆとりを多くとる（膝幅を太くする）か、膝前身にタックをとって膝曲げの運動量を確保するか、ストレッチ素材による運動機能性の確保しかありません。

 

そこで、膝の運動量を４D的に加味する為に、パンツパターンを前後ではなく、膝中心に上下で考え、膝からまっすぐ伸ばした状態（正面膝下、膝裏下）、膝を曲げた状態（内膝下、外膝下）の4パターンを作り、それを合体させてライン調整した1つの下部パターンをつくり、それを上部のパターンと縫い合わせること（下図参照）で、膝下の可動性を確保したのが、このニー・アクション・パンツです。

 

従来の前後のパターンとの大きな違いは、機能性と生産性のバランスです。

従来のパンツパターンは、運動機能性より、生産性を最重要視し、このニー・アクション・パンツは、径の違うカーブバイアスで縫い合わせるために、合印も多くなり生産性は悪くなりますが、圧倒的な運動機能性があることです。

ぜひ一度、異次元の運動機能性をご体験ください。