Reversible Jacket

 

 

従来のジャケットを裏面着用したときは、当然裏面の内ポケット･見返し等のいわゆる内仕様が表に出てしまうというデザイン・機能性の問題､袖の表地と袖裏の距離の問題､衿吊りネームが裏を着た時に見えてしまうという問題､通常ボタン(拝み釦であっても)だとフロント釦の打ち合わせが逆になって止めにくいという問題等々が起きます｡

 

このリバーシブルジャケットは、それらを解決することによって､表裏どちらの着用も可能にし､よりおしゃれなジャッケットの汎用性を広げています。

同素材で表裏使用した場合は、デザインで表ドレスの裏カジュアルといった変化を出したり､表裏を異素材で楽しむこともでき、ドレスアップ的なコーディネートしたり、カジュアル的なコーディネートしたりというように、一枚のジャケットコーディネートの汎用性が増すだけでなく､旅行などの荷物の軽減にも役立ち､オシャレと実用の両面からの効果が得られます。

 

さらに､いろんなシーンを想定することによって､両面のデザイン組み合わせの広がりはもっと多くなると思います｡

デザイン変化が重要になった昨今､これもある種の機能から考えられたデザイン変化として､面白いものではないでしょうか。